勾玉のお守り
2016年01月18日
勾玉といえば出雲の国であります
古来より勾玉には不思議な力が宿るとされ
魔除けや厄除けといった呪的な意味で身につけられてきました
曲がった形をしているので「勾玉(まがたま)」と呼ばれる説が有力です
世界的に見ても日本や朝鮮の一部地域でしか発掘されず、それらは縄文時代にすでに作られていました
また、神話の時代にスサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した後、
「勾玉」をアマテラスオオミカミに献上されました
これが三種の神器の一つ「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」になったと伝えられています
参照/いずもまがたまの里伝承館「勾玉」に関する説明より
ほかにも胎児の姿に似ているとか、獣の牙からきているとか諸説あります
私が重要視するのは実に古くから現在に至るまでお守りとされていることです
さて!ここで問題です
Q、「いつ頃から勾玉はお守りとして使われていたでしょうか?」
旧石器時代 - [ ~ 紀元前1万4000年頃]
縄文時代 - [紀元前1万4000年頃 ~ 紀元前300年頃]
弥生時代 - [紀元前300年頃 ~ 250年頃]
古墳時代 - [250年頃 ~ 600年代の末頃]
飛鳥時代 - [592年 ~ 710年]
奈良時代 - [710年 ~ 794年]
平安時代 - [794年 ~ 1185年]
鎌倉時代 - [1185年 ~ 1333年]
室町時代 - [1336年 ~ 1573年]
安土桃山時代 - [1573年 ~ 1603年]
江戸時代 - [1603年 ~ 1868年]
明治時代 - [1868年 ~ 1912年]
大正時代 - [1912年 ~ 1926年]
昭和時代 - [1926年 ~ 1986年]
平成時代 - [1989年 ~ ]
答えは「縄文時代」といわれていますよ^^
なんと今からおよそ5000年も前の時代です
世界的には四大文明の時代です(メソポタミア、エジプト、インダス、黄河)
三種の神器のひとつでもある勾玉、ちなみにあとの二つは鏡と剣ですね
当時は翡翠が流行したといいますか、日本翡翠の全盛期といってもいいでしょう
最初は中国から伝わった装身具、装飾品だったようです
今ならネックレスやブレスレット、ストラップですね
今度の日曜日に開催するお守りストラップを作る教室でも、この勾玉を使います
合格祈願、金運、健康、美容、仕事など、その目的願いによって勾玉でも石が異なります
ぜひ願いをこめて作っていただきたいと思います^^
■1/24(日)13:30~15:00
■隼人町サンあもり(研修室)
■参加費 2,000円(受講料500円、材料費1,500円)
参加してみたい方はご連絡をお待ちしております♪ お気軽にどうぞ~